昔、錠前屋の仕事を習い覚えた若い男がいて、父親に、もう世間に出て運を試してみる、と言いました。「よかろう。わしもそれに賛成だ。」と父親は言って、旅のお金をいくらか渡しました。そこで若い男はあちこち旅をして仕事を探しました。しばらくして男は錠前屋の仕事はもうやめようと決めました。というのはもうその仕事が好きでなくなって猟師になりたかったからです。
男があてもなく歩いていると緑の服を着た猟師と出会いました。猟師は、お前はどこから来たんだ?どこへ行くんだい?と尋ねました。若者は、私は錠前屋の職人なのですが、その仕事はもう面白くないので猟師になりたいのです、私に教えてもらえませんか、と言いました。「ああ、いいとも」と猟師は言いました。「おれと一緒に来るならね。」そこで若者は猟師と一緒に行き、そこで何年か修業をつみ、猟師のわざを習いました。このあと、若者はよそで運を試してみたいと思いました。猟師は一丁の空気銃の他は何も支払ってくれませんでしたが、その銃は撃つと必ず当たるという性質がありました。そこで若者はでかけていき、とても大きな森に着き、一日で森のはずれにたどりつけませんでした。夜になると若者は野のけものを避けるために高い木に登りました。
真夜中近くに、遠くで小さな明かりがちらちらするように思われました。そこで若者は枝の間からそちらを見下ろし、どこにあるかよく覚えておきました。それでも下りたとき目印とするため、最初に帽子をとって明かりの方へ投げておきました。それから木から下り、帽子のところへ行き、またかぶって、まっすぐ進みました。
進めば進むほど明かりは大きくなり、近くへ行ってみると、それはとてつもなく大きな火だとわかりました。三人の巨人がそのそばに座り、串に刺した一頭の牛を焼いていました。まもなく一人が「肉の焼き具合がいいか食ってみよう」と言って、かたまりを引きちぎって口に入れようとしました。とその時、猟師は銃を撃ち、巨人の手から肉を飛ばしました。「おっと、しまった」と巨人は言いました。「風で肉が飛んでしまったわい」それでまたべつの肉をとりました。しかし、それにかみつこうとしたちょうどそのとき、猟師はまた撃って飛ばしました。これでその巨人は隣に座っていた巨人に平手うちを食らわせ、「なんでおれから肉をひったくるんだ?」と怒ってどなりました。「ひったくっていないぞ」ともう一方の巨人は言いました。「狙い撃ちのうまいやつがお前の肉を撃ってとばしたにちがいない。」巨人は別のかたまりをとりましたが、また手に持っていることはできませんでした。というのは猟師が撃ち飛ばしたからです。すると巨人は「口のところから撃ってとばすなんて相当の腕だぞ、そんなやつは仲間なら役にたつんだがな。」と言いました。そうして大声で叫びました。「こっちへ来いよ、鉄砲名人よ、おれたちのそばに来て、火のところに座り、たっぷり食いな。お前に何もしないよ。だが、来ないで力づくで連れて来なきゃいけないんなら、お前の命はないぞ。」
それで若者は巨人たちに近づいていき、私は腕利き猟師だ、私の銃で狙ったものは必ず当てるんだ、と言いました。そこで、巨人たちは、おれたちと一緒に行ってくれれば良くもてなすがな、と言い、森のはずれに大きな湖がある、その後ろに塔が立っていて、塔の中に美しい王女が閉じ込められているんだ、その王女を是非とも連れて来たいんだ、と話しました。「いいとも」と若者は言いました。「すぐに王女をとってやるよ。」それから巨人たちは付け加えて、「だがな、まだほかに問題があるんだ。ちんころがいるんだが、だれかが近くにいくとすぐ吠え出すんだ。それでそいつがほえると王宮のみんなが目を覚ましてしまう。それでおれたちはそこに行けないのさ。そのちんころを撃ち殺すのを引き受けてくれるか?」と言いました。「いいよ」と若者は言いました。「そいつは面白そうだ。」
このあと、若者は舟に乗り、湖をこいで渡りました。陸にあがるとすぐ、小犬が走ってきて吠えようとしました。しかし猟師は空気銃を出し、撃ち殺しました。巨人たちはそれを見ると喜び、もう王様の娘を無事に手に入れたようなもんだぜと思いました。しかし猟師はまずどんな様子か見たいと思い、巨人たちに、呼ぶまで外で待っていてくれ、と言いました。それから城に入っていくと、中はまるでしんとしてみんな眠っていました。最初の部屋の戸を開けると、壁に刀が下がっていて、それは純銀でできており、上に金の星と王様の名前がついていました。またその近くのテーブルに封をされた手紙があったので若者が破って開けると、この刀を持つ者は歯向かう何でも殺せる、と中に書いてありました。そこで猟師は壁から刀をとり、腰に下げて進んでいきました。
それから王様の娘が眠っている部屋に入りました。王女はとても美しかったので若者は立ち止まり、息を飲んで眺めました。若者は心の中で考えました。(けがれない乙女をどうして荒くれ巨人たちのなすままにさせられよう?悪いことを考えているのに?)さらに見回すと、ベッドの下に一足の室内履きがあり、右足には星と父親の名前が、左足には星と王女自身の名がついていました。王女は金の刺繍がされた絹の大きなスカーフをつけていましたが、その右側には父親の名が、左には王女自身の名が金文字でありました。そこで猟師は鋏をとり、右端を切りとって背のうに入れ、また王様の名前が付いている右の室内履きも背のうに投げ込みました。さて乙女はまだ横たわって眠っていて、寝巻にすっかりくるまっていましたが、寝巻も少し切りとって投げ込んで他の物と一緒にしましたが、全て王女に触れないでやりました。それから猟師は出ていき、王女を眠らせたままにしておきました。
門のところに戻ると、巨人たちはまだそこに立ち、王女を連れてくるものと期待しながら猟師を待っていました。しかし、猟師は巨人たちに、入って来てくれ、乙女はもう手のうちにある、あんたたちに門を開けてやることはできないんだが、這って通れる穴があるから、と叫びました。そこで一人目の巨人が近づいたとき、猟師は巨人の髪を自分の手に巻きつけて頭を引き込み、刀を一振りして切り落とし、それから残りの体を引っぱりこみました。二人目の巨人を呼んで同じように頭を切り落とし、それから三人目も殺しました。こうして猟師は美しい乙女を敵の手から自由にしたことを喜びました。それから巨人たちの舌を切りとって背のうに入れました。そうして、猟師は(お父さんのところへ帰ってどんなことをもうやったか知らせて、そのあと、世の中を旅して歩こう。おれはきっと神様が喜んでおれにくださる幸運にあえるさ。)と思いました。
しかし、城の王様が目覚めると、三人の巨人が死んで転がっているのを見ました。そこで娘の寝室に入り娘を起こして、いったい誰が巨人たちを殺したのだろう?と尋ねました。すると王女は、「お父様、私は知りませんわ。眠っていましたもの。」と言いました。しかし、王女が起きあがって室内履きをはこうとしたら、右足がなくなっていました。スカーフを見ると切られて右端がありませんでした。寝巻を見るとこれも少し切りとられていました。王様は城じゅうの宮廷人を、兵士やそこにいる他のものも、みんな呼び出して、誰が娘を自由にし巨人たちを殺したのか、と尋ねました。
さて、王様には片目でひどく醜い大尉がいました。この大尉が、私がやりました、と名乗り出ました。そこで年とった王様は、お前がこれをなしとげたのだから娘と結婚させよう、と言いました。ところが、乙女は、「お父様、あの者と結婚するくらいなら、世間に出ていき、足の続くかぎり歩いていきたいですわ。」と言いました。しかし、王様は、もしお前が大尉と結婚する気がないなら、王家の服を脱ぎ百姓の服を着て出て行け、焼物師のところに行き、瀬戸物の商売を始めるがよい、と言いました。
それで王女は王家の服を脱ぎ、焼物師のところへ行って、店に必要な瀬戸物を借り、夕方までに売ってお支払いします、と約束しました。それで王様は娘に、隅に座って売るがよい、と言っておいて、何人かの百姓には瀬戸物の上を荷車でひいて全部こなごなにこわれるように手配しました。それで王様の娘が通りに店を広げると、荷車が通りかかり、品物を全部小さなかけらだらけにしてしまいました。王女は泣きだして、「ああ、これで焼物のお金をどうやって払ったらいいの?」と言いました。一方王様はこうして王女を無理に大尉と結婚させようと思っていたのでした。しかし、娘はそうしないで、また焼物師のところへ行き、もう一回貸してもらえませんか?と頼みました。焼物師は、「だめだ、もう借りてる分を支払ってくれ。」と言いました。
そこで王女は父親のところに行き、泣いて嘆き悲しみ、「世間に出ていきます。」と言いました。それで王様は「外の森にお前のために小さな小屋を建ててやろう。そこに一生とどまってみんなに料理をしてやるがよい。だが金を受け取ってはならぬぞ。」と言いました。小屋ができあがると、戸に「今日はただ、明日は売ります」という看板が下がっていました。そこに王女は長い間とどまっていました。そして、お金をとらないで食事をだしてくれる娘がそこにいるんだ、入口の外にそう書いてある看板がある、と世間で噂されました。
猟師もそれを聞き、(それはいい、おれは貧しく金が無いからな)と思いました。そこで空気銃と、証拠の印として城から持ってきたものが全部まだ入っている背のうを持ち、森へ入って行き、「今日はただ、明日は売ります」と看板がかかっている小屋を見つけました。
猟師は三人の巨人の頭を切り落とした刀を帯びたまま、小屋に入り、何か食べ物をくれと頼みました。猟師は美しい乙女にうっとりしました。まさに絵に描いたように美しかったのです。娘は、あなたはどこから来てどこへ行くのですか、と尋ねました。猟師は「私は世間を旅しているのです。」と言いました。すると、娘はどこでその刀を手に入れたのですか?私の父の名前が上についているんですが、と尋ねました。猟師は、あなたは王様の娘なんですか?と尋ねました。「はい」と娘は答えました。「この刀で」と猟師は言いました。「私は三人の巨人の頭を切り落としたのだ。」そして証拠に背のうから巨人たちの舌をとり出しました。それから、室内履きやスカーフの隅や寝巻の切れはしも王女に見せました。これで王女は大喜びして、あなたこそ私を救ってくれた人です、と言いました。そうして二人は一緒に年とった王様のところへ行き、小屋へ王様を連れて行きました。そこで娘は王様を部屋に入れ、猟師が本当に巨人から私を救ってくれた人だと話しました。そして王様がその証拠の品々を見ると、もう疑うことはできなくて、出来事がすっかりわかってとてもよかった、猟師がお前を妻にするべきだ、と言いました。それを聞いて乙女は心から喜びました。それで王女は猟師によその国の君主のように服を着させ、王様は祝宴の用意をさせました。
みんながテーブルについたとき、大尉は王様の娘の左側に座りましたが、猟師は右側に座りました。それで大尉は猟師が訪ねてきたよその国の君主だと思っていました。みんなが飲んだり食べたりしてしまったあとで、年とった王様は大尉に、お前に解いてもらいたい謎を出そう、と言いました。「だれかが、三人の巨人を殺したと言ったとする、その巨人の舌はどこにあるか?と聞かれ、その男はしかたなく見に行ったのだが、舌はなかったのだ。いったいどうしてそうなったのかね?」大尉は、「それでは巨人に舌は無かったはずです。」と言いました。「いいや違う。」と王様は言いました。「動物にはみな舌がある。」それから同じように、そのような嘘の答をした者にはどんな罰を与えるべきか、と王様は尋ねました。大尉は、「八つ裂きにされるべきです。」と答えました。すると王様は、お前は自分の判決を言い渡したのだ、と言いました。大尉は牢屋に入れられ、そのあと四つ裂きにされました。一方王様の娘は猟師と結婚しました。そのあと、猟師は父親と母親を呼び寄せ二人は息子と幸せに暮らしました。また、年とった王様が死んだあと、猟師は国を受け継ぎました。
Es war einmal ein junger Bursch, der hatte die Schlosserhantierung gelernt und sprach zu seinem Vater, er wollte jetzt in die Welt gehen und sich versuchen. 'Ja,' sagte der Vater, 'das bin ich zufrieden,' und gab ihm etwas Geld auf die Reise. Also zog er herum und suchte Arbeit. Auf eine Zeit, da wollt ihm das Schlosserwerk nicht mehr folgen und stand ihm auch nicht mehr an, aber er kriegte Lust zur Jägerei. Da begegnete ihm auf der Wanderschaft ein Jäger in grünem Kleide, der fragte, wo er herkäme und wo er hin wollte. Er wär ein Schlossergesell, sagte der Bursch, aber das Handwerk gefiele ihm nicht mehr, und hätte Lust zur Jägerei, ob er ihn als Lehrling annehmen wollte. 'O ja, wenn du mit mir gehen willst.' Da ging der junge Bursch mit, vermietete sich etliche Jahre bei ihm und lernte die Jägerei. Danach wollte er sich weiter versuchen, und der Jäger gab ihm nichts zum Lohn als eine Windbüchse, die hatte aber die Eigenschaft, wenn er damit einen Schuß tat, so traf er ohnfehlbar. Da ging er fort und kam in einen sehr großen Wald, von dem konnte er in einem Tag das Ende nicht finden. Wies Abend war, setzte er sich auf einen hohen Baum, damit er aus den wilden Tieren käme. Gegen Mitternacht zu, deuchte ihn, schimmerte ein kleines Lichtchen von weitem, da sah er durch die Äste darauf hin und behielt in acht, wo es war. Doch nahm er erst noch seinen Hut und warf ihn nach dem Licht zu herunter, daß er danach gehen wollte, wann er herabgestiegen wäre, als nach einem Zeichen. Nun kletterte er herunter, ging auf seinen Hut los, setzte ihn wieder auf und zog geradewegs fort. Je weiter er ging, je größer ward das Licht, und wie er nahe dabeikam, sah er, daß es ein gewaltiges Feuer war, und saßen drei Riesen dabei und hatten einen Ochsen am Spieß und ließen ihn braten. Nun sprach der eine 'ich muß doch schmecken, ob das Fleisch bald zu essen ist,' riß ein Stück herab und wollt es in den M und stecken, aber der Jäger schoß es ihm aus der Hand. 'Nun ja,' sprach der Riese, 'da weht mir der Wind das Stück aus der Hand,' und nahm sich ein anderes. Wie er eben anbeißen wollte, schoß es ihm der Jäger abermals weg; da gab der Riese dem, der neben ihm saß, eine Ohrfeige und rief zornig 'was reißt du mir mein Stück weg?' 'Ich habe es nicht weggerissen,' sprach der andere, 'es wird dirs ein Scharfschütz weggeschossen haben.' Der Riese nahm sich das dritte Stück, konnte es aber nicht in der Hand behalten, der Jäger schoß es ihm heraus. Da sprachen die Riesen 'das muß ein guter Schütze sein, der den Bissen vor dem Maul wegschießt, so einer wäre uns nützlich,' und riefen laut 'komm herbei, du Scharfschütze, setze dich zu uns ans Feuer und iß dich satt, wir wollen dir nichts tun; aber kommst du nicht, und wir holen dich mit Gewalt, so bist du verloren.' Da trat der Bursch herzu und sagte, er wäre ein gelernter Jäger, und wonach er mit seiner Büchse ziele, das treffe er auch sicher und gewiß. Da sprachen sie, wenn er mit ihnen gehen wollte, sollte ers gut haben, und erzählten ihm, vor dem Wald sei ein großes Wasser, dahinter ständ ein Turm, und in dem Turm säß eine schöne Königstochter, die wollten sie gern rauben. 'Ja,' sprach er, 'die will ich bald geschafft haben.' Sagten sie weiter 'es ist aber noch etwas dabei' es liegt ein kleines Hündchen dort, das fängt gleich an zu bellen, wann sich jemand nähert, und sobald das bellt, wacht auch alles am königlichen Hofe auf und deshalb können wir nicht hineinkommen; unterstehst du dich, das Hündchen totzuschießen?' 'Ja,' sprach er, 'das ist mir ein kleiner Spaß.' Danach setzte er sich auf ein Schiff und fuhr über das Wasser, und wie er bald beim Land war, kam das Hündlein gelaufen und wollte bellen, aber er kriegte seine Windbüchse und schoß es tot. Wie die Riesen das sahen, freuten sie sich und meinten, sie hätten die Königstochter schon gewiß, aber der Jäger wollte erst sehen' wie die Sache beschaffen war, und sprach, sie sollten haußen bleiben, bis er sie riefe. Da ging er in das Schloß, und es war mäuschenstill darin, und schlief alles. Wie er das erste Zimmer aufmachte, hing da ein Säbel an der Wand, der war von purem Silber, und war ein goldener Stern darauf und des Königs Name; daneben aber lag auf einem Tisch ein versiegelter Brief, den brach er auf, und es stand darin, wer den Säbel hätte, könnte alles ums Leben bringen, was ihm vorkäme. Da nahm er den Säbel von der Wand, hing ihn um und ging weiter: da kam er in das Zimmer, wo die Königstochter lag und schlief: und sie war so schön, daß er still stand und sie betrachtete und den Atem anhielt. Er dachte bei sich selbst 'wie darf ich eine unschuldige Jungfrau in die Gewalt der wilden Riesen bringen, die haben Böses im Sinn.' Er schaute sich weiter um, da standen unter dem Bett ein paar Pantoffeln, auf dem rechten stand ihres Vaters Name mit einem Stern und auf dem linken ihr eigener Name mit einem Stern. Sie hatte auch ein großes Halstuch um, von Seide, mit Gold ausgestickt, auf der rechten Seite ihres Vaters Name, auf der linken ihr Name, alles mit goldenen Buchstaben. Da nahm der Jäger eine Schere und schnitt den rechten Schlippen ab und tat ihn in seinen Ranzen, und dann nahm er auch den rechten Pantoffel mit des Königs Namen und steckte ihn hinein. Nun lag die Jungfrau noch immer und schlief, und sie war ganz in ihr Hemd eingenäht: da schnitt er auch ein Stückchen von dem Hemd ab und steckte es zu dem andern, doch tat er das alles, ohne sie anzurühren. Dann ging er fort und ließ sie ungestört schlafen, und als er wieder ans Tor kam, standen die Riesen noch draußen, warteten auf ihn und dachten, er würde die Königstochter bringen. Er rief ihnen aber zu, sie sollten hereinkommen, die Jungfrau wäre schon in seiner Gewalt: die Türe könnte er ihnen aber nicht aufmachen, aber da wäre ein Loch, durch welches sie kriechen müßten. Nun kam der erste näher, da wickelte der Jäger des Riesen Haar um seine Hand, zog den Kopf herein und hieb ihn mit seinem Säbel in einem Streich ab, und duns (zog) ihn dann vollends hinein. Dann rief er den zweiten und hieb ihm gleichfalls das Haupt ab, und endlich auch dem dritten, und war froh, daß er die schöne Jungfrau von ihren Feinden befreit hatte, und schnitt ihnen die Zungen aus und steckte sie in seinen Ranzen. Da dachte er 'ich will heim gehen zu meinem Vater und ihm zeigen, was ich schon getan habe, dann will ich in der Welt herumziehen; das Glück, das mir Gott bescheren will, wird mich schon erreichen.'
Der König in dem Schloß aber, als er aufwachte, erblickte er die drei Riesen, die da tot lagen. Dann ging er in die Schlafkammer seiner Tochter, weckte sie auf und fragte, wer das wohl gewesen wäre, der die Riesen ums Leben gebracht hätte. Da sagte sie 'lieber Vater, ich weiß es nicht, ich habe geschlafen.' Wie sie nun aufstand und ihre Pantoffeln anziehen wollte, da war der rechte weg, und wie sie ihr Halstuch betrachtete, war es durchschnitten und fehlte der rechte Schlippen, und wie sie ihr Hemd ansah, war ein Stückchen heraus. Der König ließ den ganzen Hof zusammenkommen, Soldaten und alles, was da war, und fragte, wer seine Tochter befreit und die Riesen ums Leben gebracht hätte. Nun hatte er einen Hauptmann, der war einäugig und ein häßlicher Mensch, der sagte, er hätte es getan. Da sprach der alte König, so er das vollbracht hätte, sollte er seine Tochter auch heiraten. Die Jungfrau aber sagte 'lieber Vater, dafür, daß ich den heiraten soll, will ich lieber in die Welt gehen, so weit als mich meine Beine tragen.' Da sprach der König, wenn sie den nicht heiraten wollte, sollte sie die königlichen Kleider ausziehen und Bauernkleider antun und fortgehen; und sie sollte zu einem Töpfer gehen und einen Handel mit irdenem Geschirr anfangen. Da tat sie ihre königlichen Kleider aus und ging zu einem Töpfer, und borgte sich einen Kram irden Werk; sie versprach ihm auch, wenn sies am Abend verkauft hätte, wollte sie es bezahlen. Nun sagte der König, sie sollte sich an eine Ecke damit setzen und es verkaufen. Dann bestellte er etliche Bauerwagen, die sollten mitten durchfahren, daß alles in tausend Stücke ginge. Wie nun die Königstochter ihren Kram auf die Straße hingestellt hatte, kamen die Wagen und zerbrachen ihn zu lauter Scherben. Sie fing an zu weinen und sprach 'ach Gott, wie will ich nun dem Töpfer bezahlen.' Der König aber hatte sie damit zwingen wollen , den Hauptmann zu heiraten, statt dessen ging sie wieder zum Töpfer und fragte ihn, ob er ihr noch einmal borgen wollte. Er antwortete nein, sie sollte erst das vorige bezahlen. Da ging sie zu ihrem Vater, schrie und jammerte und sagte, sie wollte in die Welt hineingehen. Da sprach er 'ich will dir draußen in dem Wald ein Häuschen bauen lassen, darin sollst du dein Lebtag sitzen und für jedermann kochen, du darfst aber kein Geld nehmen.' Als das Häuschen fertig war, ward vor die Türe ein Schild gehängt, darauf stand geschrieben 'heute umsonst, morgen für Geld.' Da saß sie lange Zeit, und sprach es sich in der Welt herum, da säße eine Jungfrau, die kochte umsonst, und das stände vor der Türe an einem Schild. Das hörte auch der Jäger und dachte 'das wär etwas für dich, du bist doch arm und hast kein Geld.' Er nahm also seine Windbüchse und seinen Ranzen, worin noch alles steckte, was er damals im Schloß als Wahrzeichen mitgenommen hatte, ging in den Wald und fand auch das Häuschen mit dem Schild 'heute umsonst, morgen für Geld.' Er hatte aber den Degen umhängen, womit er den drei Riesen den Kopf abgehauen hatte, trat so in das Häuschen hinein und ließ sich etwas zu essen geben. Er freute sich über das schöne Mädchen, es war aber auch bildschön. Sie fragte, wo er herkäme und hin wollte, da sagte er 'ich reise in der Welt herum.' Da fragte sie ihn, wo er den Degen her hätte, da stände ja ihres Vaters Name darauf. Fragte er, ob sie des Königs Tochter wäre. 'Ja,' antwortete sie. 'Mit diesem Säbel,' sprach er, 'habe ich drei Riesen den Kopf abgehauen,' und holte zum Zeichen ihre Zungen aus dem Ranzen, dann zeigte er ihr auch den Pantoffel, den Schlippen vom Halstuch und das Stück vom Hemd. Da war sie voll Freude und sagte, er wäre derjenige, der sie erlöst hätte. Darauf gingen sie zusammen zum alten König und holten ihn h erbei, und sie führte ihn in ihre Kammer und sagte ihm, der Jäger wäre der rechte, der sie von den Riesen erlöst hätte. Und wie der alte König die Wahrzeichen alle sah, da konnte er nicht mehr zweifeln und sagte, es wäre ihm lieb, daß er wüßte, wie alles zugegangen wäre, und er sollte sie nun auch zur Gemahlin haben; darüber freute sich die Jungfrau von Herzen. Darauf kleideten sie ihn, als wenn er ein fremder Herr wäre, und der König ließ ein Gastmahl anstellen. Als sie nun zu Tisch gingen, kam der Hauptmann auf die linke Seite der Königstochter zu sitzen, der Jäger aber auf die rechte: und der Hauptmann meinte, das wäre ein fremder Herr und wäre zum Besuch gekommen. Wie sie gegessen und getrunken hatten, sprach der alte König zum Hauptmann, er wollte ihm etwas aufgeben, das sollte er erraten: wenn einer spräche, er hätte drei Riesen ums Leben gebracht, und er gefragt würde, wo die Zungen der Riesen wären, und er müßte zusehen, und wären keine in ihren Köpfen, wie das zuginge? Da sagte der Hauptmann 'sie werden keine gehabt haben.' 'Nicht so,' sagte der König 'jedes Getier hat eine Zunge,' und fragte weiter, was der wert wäre, daß ihm widerführe. Antwortete der Hauptmann 'der gehört in Stücken zerrissen zu werden.' Da sagte der König, er hätte sich selber sein Urteil gesprochen, und ward der Hauptmann gefänglich gesetzt und dann in vier Stücke zerrissen, die Königstochter aber mit dem Jäger vermählt. Danach holte er seinen Vater und seine Mutter herbei, und die lebten in Freude bei ihrem Sohn, und nach des alten Königs Tod bekam er das Reich.